Culture Blog

動画編集ディレクター|他者を想い、期待を形へ、社会にワクワクを創造する

動画編集ディレクター|他者を想い、期待を形へ、社会にワクワクを創造する

—はじめに、プロダクションユニットの事業概要を教えてください

H.Sさん:プロダクションユニットは主にプロダクションマネジメント・クリエイティブ・プロデュース・ディレクション・キャスティング・一撃クラブの6つのグループに分かれており、私たちが所属をしている「クリエイティブグループ」はその名の通り、映像の制作会社的な役割を担っている部署になります。

クリエイティブグループは「他者を想い、期待を形へ、社会にワクワクを創造する」を目標に掲げ、クリエイターの動画制作支援をはじめ、撮影や編集など、クリエイティブの力で課題を解決する多様な業務に取り組んでいます。

—主な業務内容について教えてください

H.Sさん:日常的な業務としては撮影や編集を行うのですが、3名ともにクリエイティブグループのチームリーダーを担っており、業務内容に大きく変わりはありません。担当するクリエイターごとにチームが分かれており、クリエイターによって動きに差はあるのですが、業務の内容自体は似ていると思います。

M.Rさん:私のチームは所属クリエイターの中でもマルチ系のクリエイターを担当しており、日常動画のサポートや企業の案件動画に対して、撮影・編集・制作やディレクションを執り行うのが主な業務内容ですね。

H.Sさん:私も担当しているクリエイターのジャンルは同じで、業務内容もほぼ違いはありません。
私はポストプロダクション出身で、UUUMに入社する前はテレビ番組の編集を行っていました。YouTubeでありつつもYouTubeらしさのないような編集を求められたり、web広告を制作したりと任されるクリエイティブの幅は比較的広いと思います。

I.Mさん:私は主にグループ系のクリエイターを担当しています。日常動画で大規模な企画をするグループでもあるので、日常動画のサポートから案件動画の対応や、イベント動画の撮影、編集まで幅広くサポートをしています。

また、クリエイターの対応以外にも生配信の対応を行うメンバーも多いチームです。事業報告会や忘年会といった社内でのイベントを行うことがあるのですが、そのような生配信の対応もクリエイティブグループで担当しています。

H.Sさん:企業案件の対応からクリエイターの制作協力のいずれも企画段階から入り、ディレクション・撮影編集・納品まで全ての工程に携わっています。トップのクリエイターの場合はいずれも規模が大きく大掛かりな撮影となるため、サポートの依頼をいただくことが多いですね。

—これまで実施した事例について教えてください

M.Rさん:最近の取り組みとしては、あるクリエイターからASMR動画について相談があり、動画制作のサポートを行いました。音について詳しいチームメンバーがいるため、音の収録の仕方を工夫したり撮影から編集まで担当をしました。
目指すクリエイティブの方向性によって、案件に携わるメンバーの誰が適切なのか個人の強みを把握した上で相談しながら決めています。

I.Mさん:私の最近取り組んだ事例としては、あるクリエイターの鬼ごっこ企画の動画制作を行いました。メンバーに加えてゲストとなる逃走者の方が10名以上参加する大規模な企画であったため、演者さんの機材周りのサポートやバッテリーの交換など、画面には映らない細かな部分でのサポートを行いました。
鬼ごっこという企画のため「臨場感のある追いかけっこのシーンを引きで撮ってほしい」というリクエストにも対応したりと、普段の撮影とは異なる動きが求められたので新鮮でしたね。

昨年の秋には「じゃんまつり」というUUUMが主催で行った麻雀イベントの生配信対応を行いました。
UUUMに併設されている6つのスタジオを使用したかなり大掛かりな配信となったため、グループのメンバーが総出でサポートに入る大きなイベントでしたね。そこではテロップの対応を行ったりカメラのスイッチの切り替えたり、一人一人が任される業務も多かったです。
出演者の方々から「楽しかったのでまたやりたいです」と言っていただき、視聴者のみなさんにも楽しんでいただけたので、満足度の高い事例になりました。クリエイティブグループとしても良い経験だったのではと思っています。

H.Sさん:直近ですとドラマ作品や映画の編集や監修をする事例も増えてきています。YouTubeらしい演出が盛り込まれる作品の場合、専門的な知識のある我々にお願いしたいというご依頼をいただくことがあります。
一例として、とある子供向けのドラマ内にYouTube動画風のシーンを入れたいとご依頼を頂きました。その監修とデザインを担当するとともに、更に作品全体のオンライン編集も手がけました。

その他にも動画プラットフォームで配信される映画で、ライブ配信を行っているシーンがあったのですが、そちらのデザインの提案から制作までを担当しました。これまでUUUMが培ってきた経験や得意分野を活かして、別ジャンルやYouTubeだけではない様々な取り組み事例が増えてきています。

—UUUMならではのプロダクションユニットの面白さについて教えてください

M.Rさん:テレビ業界ではディレクター、カメラマン、編集といったその道のプロの方が業務を担当することがほとんどかと思います。一方、UUUMのクリエイティブグループでは企画からディレクション、撮影編集まで一連の流れを自分で行うことができるので、これまで経験してこなかった部分を学べるところが楽しさの一つだと思います。
経験できるジャンルが増えるため、成長機会をたくさん得られる部署でもあると感じています。

H.Sさん:私もそれをお伝えしようと思っていました。一人で全部のことに携われる分、大変なこともありますが面白さでもありますね。

I.Mさん:依頼をいただく企業の幅も広く、お菓子メーカー、美容系メーカーなどジャンルを問わず様々です。国内だけでなく海外の企業からもご依頼をいただくので、一つの世界だけに限らず色々なジャンルに触れることで知識を得る機会ができるというのも魅力の一つだと思います。

—仕事におけるやりがいはどんなところですか

I.Mさん:私はUUUMで働く前、テレビ業界でアシスタントディレクターとして働いていました。
その頃は視聴率を数字で把握できたとしても、中々視聴者の方からの感想や細かい反応までは届いてくることがありませんでした。また、担当した番組が配信されても無料で見れる期間が決まっており、好きな時に見返せないという状態がほとんどでした。

一方、今私たちが携わっているYouTubeやInstagramのようなプラットフォームの場合、すぐにコメントをチェックできたり継続的に動画を見たりすることが可能になります。自分が関わったクリエティブに対して、反応をキャッチアップし続けられるのはやりがいにもなりますね。

H.Sさん:自分もコメントはよく見ますね。反応が良かったり再生回数が増えたりするとやはり嬉しさを感じます。

M.Rさん:企業の案件動画もそうですが、影響力のあるクリエイターと一緒に仕事ができるというのは大きな強みですし、楽しさにも繋がっていますね。裏側で熱量を持ってクリエイティブに向き合っている姿を見ることもあるのですが、UUUMにいるからこそだと思います。
短いシーンでも納得がいくまで何度も動画を撮り直したり、サムネイルひとつにしても10分以上かけて撮影する方もいるのですが、その姿勢に感動することも多いですし刺激をもらっています。

H.Sさん:携わったものに対して自分の名前がクレジットとして出ると素直に嬉しいなと感じます。YouTube上の動画は性質上、あまり制作側の名前が出ること自体が多くないので、撮影や編集担当としてクレジットを出していただけた際はモチベーションも高くなります。

—働き方についても教えてください

H.Sさん:フレックスタイム制のためスケジュールは人によって異なりますが、撮影や生配信での対応以外はリモートで働くことが多いです。編集や事務作業は自宅でもできますし、編集作業に集中したい日はリモートで仕事をしています。
撮影に同行する際はロケが多いので早朝に集合したり深夜に撮影が終わることもありますが、フレックスが使えるので柔軟に勤務時間を調整しています。

M.Rさん:撮影以外は編集作業を行うことが多いので、週2回出社することがあるという感覚です。撮影素材のアップロードやダウンロードが早くできるような自宅環境になっています。

I.Mさん:私も撮影前の機材テストで出社することはありますが、基本は自宅で仕事をすることの方が多いですね。リモートの割合が多いため、各チーム週1回定例を行うようにしており、タスクの確認や作業の進捗共有などの情報を会話するようにしています。

H.Sさん:今の働き方としてはリモートが多いですが、入社した際にはインストラクターが付き、業務の流れを教えていく制度があります。その場合はもちろん出社をしますし、機材の説明も対面で行ってサポートできるようにしています。必要に応じて出社とリモートを選択できるため働きやすい環境かと思います。

—最後に、「こんな人と働きたいという」というものがあれば教えてください

I.Mさん:性格的な面だと自発的で臨機応変に立ち回れる人が向いていると思います。
「ドローンを飛ばしたいです」や「海外で船に乗りたいです」といったクリエイターの様々な発想で常に新しい依頼を受けるため、現状維持ではなく「こうすればできるのではないか」と考えたり向上心がある方がマッチすると思います。
また、個人的には女性がもっと増えると嬉しいと思っています。組織の割合としては男性が多いのですが、女性目線のクリエイティブを求められる場面もあるため、女性の方にも来ていただけると嬉しいです。

H.Sさん:クリエイター自身が企画から撮影編集を自身で行っているので、私たちも同じようにできないといけないですし、さらに言えばアドバイスをできるくらいの知識量が求められます。その中で全ての分野で知識や技術がないとクリエイターと深い部分まで対話をすることができないため、色々な経験や知識を持っている方だと嬉しいですね。

また、色々なことを吸収する貪欲さがあったり、未経験のことでも率先して取り込んでいけたりする人は頼もしいですね。他にもいい意味でミーハーな人は向いていると思います。コンテンツは鮮度が大切なので、時代の流れを敏感にキャッチできる人はマッチしやすいかと思います。

M.Rさん:最近は縦型動画がブームとなっていますが、そういったところにアンテナを張れるような探究心のある方がいてくれたら嬉しいですね。撮影では熱量が高いクリエイターと一緒にお仕事をするので、自分も同じくらいの気持ちで楽しく向き合える人はマッチする部署だと思います。
あとはやはりスキル面は必要になる仕事ですので、編集や撮影の経験がある方が入りやすいですし馴染みやすいかと思います。

Latest Articles
広告事業開発|UUUMの新たな挑戦〜次世代と共に創る新しいクリエイター支援とは〜

広告事業開発|UUUMの新たな挑戦〜次世代と共に創る新しいクリエイター支援とは〜

アカウントエグゼクティブ|インフルエンサーの強みを活かしたUUUMならではのプロモーション施策

アカウントエグゼクティブ|インフルエンサーの強みを活かしたUUUMならではのプロモーション施策

イベント|ファン目線で感動を創るUUUMのイベント制作

イベント|ファン目線で感動を創るUUUMのイベント制作