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<セミナーレポート>「【ショート動画セミナー】"バズる"『ショート動画』の戦略『インフルエンサーオンラインセミナー』」を開催

<セミナーレポート>「【ショート動画セミナー】

2024年10月30日、「【ショート動画セミナー】"バズる"『ショート動画』の戦略『インフルエンサーオンラインセミナー』」を開催しました。
本セミナーでは今後ショート動画を伸ばしていきたいインフルエンサーに向けて、ショート動画の戦略について事例を交えながら解説しました。

アルゴリズムと収益化方法(YouTube /TikTok / Instagram / LINEVOOM)

クリエイターマネジメント第1ユニット / Platformチーム・中山美咲がYouTube、TikTok、Instagram、LINEVOOMのアルゴリズムと収益化方法について解説しました。

<アルゴリズム>

ショート動画は「平均再生時間」と「エンゲージメント」の2点が重要です。
再生時間をアップするために、動画の冒頭2秒にインパクトがあるものなど視聴者の興味を引くものを置き、スワイプする手を止めてもらえるようにすることが大切です。
視聴者を飽きさせない動画にするために、コメントや高評価を促し、アクションを起こさせることを意識することもポイントとなります。

<収益化方法>

収益化方法では、各プラットフォームにおける収益化の条件をおさらいしました。
さらにYouTubeが10月15日より運用を開始した「3分間のYouTube ショート」やInstagramのリールにて導入が開始されたおすすめ掲載コンテンツの新たなランキング方法など、最新情報を紹介しました。

マルチプラットフォームの運用

最近は1つのプラットフォームのみで活動しているインフルエンサーが減少し、複数のプラットフォーム(マルチプラットフォーム)を横断して活動しているインフルエンサーが増加しています。
ここでは広告事業開発ユニット / 業務企画チーム・井上直哉が、マルチプラットフォーム運用における成功事例と、抑えておきたいポイントを紹介しました。

<マルチプラットフォームの運用における成功例>

マルチプラットフォームの運用において、全プラットフォームで再生数が伸びた動画を分析し、運用におけるポイントを解説しました。
プラットフォームごとにアルゴリズムは異なりますが、トレンドを活かしつつ、フォーマットに落とし込む「トレンド×フォーマット」は、どのSNSでも伸びやすいコンテンツです。
2023年にシンガーソングライター・遠坂めぐは、当時話題となっていたYouTubeクリエイター・ちょんまげ小僧の「ひき肉です」という挨拶をテーマにしたリズムネタ動画を投稿。YouTubeで770万回再生を記録し、各プラットフォームでバズを起こしました。
そして今年は、映画『変な家』がスマッシュヒットしたホラー小説家で動画クリエイターの雨穴氏とテレビアニメ『クレヨンしんちゃん』とのコラボが話題に。そのトレンドをうまく落とし込んだ「トレンド」型動画を、動画クリエイター・アジーンTVがテレビ放映に合わせて投稿したところ、YouTubeで376万回再生を突破、全プラットフォームで高い再生数を記録しました。
動画クリエイター・ナカモトフウフは、60秒で9つのメイクを紹介したコンテンツがYouTubeで378万回を再生を記録するなど各プラットフォームでヒット。「情報・展開の多さ」はショート動画との相性がよく、うまく数字を伸ばせた要因になっています。

<マルチプラットフォームを運営ポイントまとめ>
・メインとなるSNS用に制作した1つの動画をほかプラットフォームに転載する
・同日同時刻に全てのプラットフォームに動画を投稿することは問題ない
・SNSごとに差別ポイントが作れるとなお良い
・継続が大事
・自分にあったSNSを選択する

マルチプラットフォームの運用は、メインのプラットフォーム用に作ったコンテンツをサブプラットフォームに転載し、負担を少なく運用する方法がおすすめです。複数のプラットフォームに同じ日、同じ時間にコンテンツを投稿することは、視聴者が異なるため問題はありません。しかしながらオリジナル動画やまとめ動画、ライブ配信の実施など、SNSによって少し異なるコンテンツを作り、差別化できるとよりうまく運用できます。
マルチプラットフォームを運営していくなかで、数字が伸びないプラットフォームが出てくることは避けられません。ある程度継続して活動することが、数字を伸ばすためには大事なポイントとなります。運用していくうえでプラットフォームを選択する場面が出てきた際は、ジャンルや自身のコンテンツに合ったSNSを選択することになります。まずは自分に合うSNSを探るために複数のSNSを並行して運用し、マッチするSNSを見つけたあと、そのプラットフォームに注力していく方法がいいでしょう。
結論として、伸びやすいコンテンツは「トレンド」と「情報量の多さ」がポイントです。トレンドのものやいま流行っているものをコンテンツ化し、いかに発信するかが鍵となります。メインプラットフォーム用に制作した動画を使い回し、うまくマルチプラットフォームを運用していくのがおすすめの方法です。

コンテンツ制作の戦略と事例

コンテンツパートナーユニット/企画戦略チーム・大藪 潤が、コンテンツ制作のポイントとケーススタディを紹介しました。

<コンテンツの評価ポイント>

ショートフィードへの露出は、以下6つの評価項目によって決まります。
・視聴/スワイプ率
・平均視聴時間
・視聴維持率
・いいね数
・チャンネル登録
・コメント数

この6つの項目には評価されるコツがあり、アルゴリズムの理解がショート動画攻略の鍵となります。
ユーザーがスワイプせずに視聴をしてくれたかを示す「視聴/スワイプ率」は、冒頭の2秒の映像とタイトルがポイントとなります。冒頭の2秒で続きが気になる要素『テロップでの補足説明』『映像のインパクト』『企画』などを挿入し、ユーザーに疑問をもたせる必要があります。
「視聴維持率」と「平均視聴時間」はどちらも重要な評価要素となっており、評価されるには視聴維持率と平均視聴時間のバランスが大切です。視聴維持率では視聴者を飽きさせないこと、離脱ポイントを作らないことが大切です。平均視聴時間においては、視聴時間を伸ばすために尺を伸ばすのではなく、コンテンツにあった尺がポイントとなります。つまり、ユーザーが最後まで満足できる動画を作ることが、伸びやすいコンテンツを生み出す近道となります。
「いいね数」「チャンネル登録」は、コンテンツ内で訴求すると効果的です。一度見逃すと再視聴が難しいというショート動画の特徴を活かし、『いいね』を保存機能として利用できること、チャンネル登録のメリットを伝えることで、いいねとチャンネル登録を促します。この訴求方法は年齢層が下がるほど効果が強く、コンテンツに組み込むことで想像以上の反応が得られます。
「コメント数」においては、あえてツッコミどころを作る、視聴者に問いかける、意見が別れる内容にすることがポイントです。異なる意見が出るテーマでは、視聴者に問いかけることにより、コメント欄が盛り上がりやすい傾向があります。
トレンドは時代によって移り変わるため、各指標でどのポイントが評価されているかを判断する思考力が必要となります。自身の発信内容を踏まえ、同ジャンルの先駆者を参考にするのがおすすめです。

<ケーススタディ>

ケーススタディでは、3名のインフルエンサーの事例を取り上げました。
「とりあえずショートでバズりたい!」「ショートを継続的に伸ばしたい!」「メインは長尺だけどショートも伸ばしたい!」というそれぞれの悩みに対し実践した解決策を紹介しました。

【開催概要】
セミナータイトル:
【ショート動画セミナー】"バズる"『ショート動画』の戦略『インフルエンサーオンラインセミナー』

開催日:
2024年10月30日(水)

内容:
① アルゴリズムと収益化方法(YouTube /TikTok / Instagram / LINEVOOM)
・アルゴリズム
・収益化の方法
・ショートの最新情報
②マルチプラットフォームの運用
③コンテンツ制作の戦略と事例
・コンテンツ制作のポイント
・ケーススタディ

登壇者:
中山 美咲 / UUUM株式会社 クリエイターマネジメント第1ユニット / Platformチーム
井上 直哉  / UUUM株式会社 広告事業開発ユニット / 業務企画チーム
大藪 潤 / UUUM株式会社 コンテンツパートナーユニット/企画戦略チーム

参加者の声
・参加者Aさん
基本的な情報ではありますが、収益化の条件などSNS別に説明があって、理解しやすかったです。

・参加者Bさん
各項目、事例と比較して説明があったのでわかりやすかったです。

・参加者Cさん
フォロワー別の戦略を『特徴 / 運用 / 課題感で説明されたので、自分に当てはめることができて興味深い内容でした

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